渋谷監督が解任され、伊藤彰新監督になっての初戦。
選手はやはり気合充分。
フォーメーションは戦前の予想通り、4-1-4-1。
薄っぺらいスポーツ新聞等は「バルサ布陣」なんて書いてましたが、
大宮サポの方々なら、お分かりになると思います。
あれは、まごうことなき
「斉藤雅人システム」です!!!
アンカーに入ったアーリアは、ディフェンスラインと中盤のつなぎ役を担っていました。
しかし前半8分に大前が一発レッドで退場してしまい、残り82分間10人で戦う羽目になったので、
伊藤彰サッカーが、本当はどういう戦いをしたかったのかは、まだまだ未解明…。
おいおい、空気読んでよ村上主審よお!
GK松井 5.5 失点につながるミスは無かったが、やはり飛び出すタイミングが遅いか。磐田ユース、磐田出身だけに奮闘していたが。
DF奥井 6.5 1アシスト記録。運動量もあり、戦えることもあり、レギュラー復帰は近いか。失点シーンで高橋祥平を止めて欲しかったが、それは高望みしすぎか。
DF河本 6.0 セレッソ戦や柏戦ではまだまだコンディション不全を感じさせたが、徐々に復調傾向。
DF高山 6.0 大きなミス無し。最近多かったロングフィードのミスも、今回は目立たなかった。
DF河面 6.0 安定したプレー振り。大きな特長も感じないが、穴も見つからない。
MFアーリア 6.5 アンカーで出場も、大前退場後は左MF。その後右MFへ。前半で交代。もっとアンカーでの位置でのプレーを見てみたかったが、奥井のアシストにつながる好パスあり。
MF岩上 7.0 当初は右MF。その後ボランチに入り、最後はまたMF。運動量豊富で、一人少ない展開では最も生きた。決勝点も決め今日のMVP。
MF横谷 5.5 ボランチと右MFでプレー。最近試合終盤でのスタミナ切れが目立つので、今日のように後半残り10分くらいで交代させると生きると思う。今の横谷はスタミナ次第か。
MF茨田 5.5 ボランチでプレー。目立つプレーは無かったが、落ち着いてプレーしていた。
MF大前 - 前半8分で相手GKと接触して一発退場。相手DFと入れ替わったチャンスだったから突っ込むのは当然。不運だったとしか言いようが無い。
FW江坂 7.0 FWと左MFでプレー。先制点のヘッドはさすが。完全に大宮の中心となってきた。
(MF大屋6.0)後半頭から、アーリアに代わってアンカーとしてプレー。攻守のバランスを整えた。やはり大屋はディフェンスよりボールを保持しているときのほうが光る。今後は中盤での起用も増えそうかも。
(MF山田6.0)念願のプロ初出場。投入直後のプレーでチームが同点に追いつかれる「持って無さ」を感じたが、決勝点につながる清水へのパスも供給し、充分戦えることを証明。当たりの強さもまったく引けをとらなかった。
(MF清水6.5)左MFで出場。岩上へのグラウンダーでの決勝アシストを記録。もっともっとガツガツ泥臭く戦えれば、もっともっと活躍できるはず。
公式HPで岩本さんが、ほぼ完璧なレビューを書いているので、
これを読めば、試合全体の雰囲気は分かると思います。
大宮はシュート2本で2得点。
守備も集中力高く、非常に組織立っていました。
ただこれが、10人なったことによる守備意識の向上なのか、伊藤新監督効果なのか、磐田が二軍メンバーだったからかはまだ判別できません。
11人でプレーして、もっとボールを保持できる状態になった時、逆に守備がどうなるのか。
その辺を、もっともっと見てみたいと思います。
あと今日は、磐田が前線からプレスを掛けてこなかったことも幸いしたかな。
バックパスがあった時の松井の足元とか、不安要素も感じました。
解任ブーストを、ルヴァン杯の消化試合で使ってしまい、もったいなかったとなるか、
この10人での勝利が、逆襲へのきっかけとなるかは、
日曜日の鳥栖戦次第です。
鳥栖戦も、このくらい戦える大宮でいてくれることを期待しています。
あと…。
日曜日の鳥栖戦の前に、渋谷前監督の退任挨拶の場とか、設けてくれませんかね…。
サポーターへの別れの場も作って欲しいし、この試合は絶対に落とせないと言う雰囲気も作れるだろうし…。
もちろんご本人のプライドが許せばという問題もありますが、検討していただけないですかねぇ…。